【2026年最新】在留申請オンラインシステムが大幅改修。添付容量拡大やスマホ認証導入を解説【入管】
2026/01/15
以前、当ブログでは「オンライン申請で注意すべき添付ファイルの容量」について、当時の仕様に基づいた情報を発信しました。
旧ブログ記事:【入管】オンライン申請で注意を要することとは?【添付ファイル容量】
URL:https://daisei.online/blog/detail/20240610004954/
上記の記事では、添付ファイルの容量制限が10MBであることや、それを超える場合の複雑な手順についてお伝えしましたが、この度、出入国在留管理庁より非常に大きなニュースが発表されました。
令和8年(2026年)1月から、在留申請オンラインシステムの大規模な改修が実施されることになりました。
今回の改修は、利用者アンケートなどで寄せられた数多くの改善要望を反映したもので、これまでの不便さが大幅に解消される内容となっています。
行政書士事務所として、日々オンライン申請を活用している立場から、この最新の改修内容を詳しく紐解いていきます。
旧ブログの内容を大幅にアップデートした「2026年版・最新ガイド」として、皆様の円滑な申請手続きにお役立てください。
添付ファイル制限の大幅な緩和と利便性の向上
これまでのシステムで最も多くの申請者を悩ませてきたのが、添付ファイルの仕様でした。
旧ブログでも解説した通り、これまでは「添付可能な資料は一つだけ」「容量は10MBまで」という厳しい制約がありました。
複数のPDFを一つに結合したり、解像度を落として無理やり容量を削ったりといった作業が必要で、10MBを超える場合は追加の依頼を待ってから再添付するという、非常に時間のかかる手順を踏まなければなりませんでした。
令和8年1月からの改修後は、以下のように変更されます。
・複数の資料を同時に添付することが可能になります。
・添付可能な資料(顔写真を含む)の合計容量が25MBまで拡大されます。
この変更により、資料を一つのファイルにまとめる手間がなくなり、高画質なスキャンデータも送りやすくなります。
合計25MBという数値は、一般的な申請書類を網羅するのに十分な余裕を持った容量といえるでしょう。
入力作業を効率化する新しい機能
申請情報の入力画面についても、大幅な操作性の向上が図られます。
これまでは、入力を中断した際の一時保存機能がなく、最初からやり直しになるリスクがありましたが、改修後は以下の機能が追加されます。
・入力途中の情報をXMLファイルとして自分の端末に一時保存できるようになります。
・保存したファイルをアップロードすることで、入力を再開することが可能になります。
また、画面上の入力項目についても大きな変更があります。
・オンラインの入力項目が、原則として紙の申請書の項目名や順番と統一されます。
・金額の単位が「10千円」や「万円」など不揃いだったものが、「円」に統一されます。
これまでは紙の控えを見ながら入力する際に、項目の並びが違うため混乱することもありましたが、今後はより直感的に、迷わず入力できるようになります。
所属機関等の職員向けの改善点
企業や学校などの所属機関が利用する際の機能も、運用の負担を軽減する方向に進化します。
特筆すべきは、これまで対面や郵送に頼っていた手続きのデジタル化です。
・利用申出や定期報告の提出が、完全にオンラインで完結できるようになります。
・利用者IDの有効期限が、これまでの1年から3年に延長されます。 (令和8年1月以降に新規承認された、または定期報告を承認された機関が対象です)
毎年のように行っていた有効期限の更新手続きが3年に1度で済むようになることは、管理担当者の方々にとって大きなメリットとなるはずです。
さらに、一括申請テンプレートについても、エラー箇所の詳細が分かりやすく表示されるようになり、修正作業のスピードアップが期待できます。
また、これまではテンプレートに含まれていなかった「日本人の配偶者等」や「定住者」などの区分Tも追加され、対応範囲が広がります。
外国人本人による申請の簡素化
外国人本人が自分自身で申請を行う場合、認証手続きが大きな壁となっていました。
これまではパソコンにICカードリーダを接続してマイナンバーカードを読み取る必要がありましたが、今後はより身近なデバイスで完結します。
・スマートフォンの「マイナポータルアプリ」を利用してマイナンバーカード認証ができるようになります。
・これにより、専用のICカードリーダを別途用意する必要がなくなります。
ただし、申請作業自体はスマートフォンからの利用は推奨されておらず、パソコンなどの推奨デバイスで行うことが基本となります。
あくまでも「認証」のステップをスマートフォンで代行できるようになった、という点に注意が必要です。
また、在留申請システムと電子届出システムの利用者IDが統合され、1つのIDで両方のシステムを利用できるようになることも、本人申請の利便性を高める重要なポイントです。
申請後の透明性と安心感の確保
これまでのオンライン申請では、一度送信してしまうと、どのような内容で、どの資料を添付したのかを後からシステム上で確認することができませんでした。
手元に控えを保存し忘れると、審査中に内容を確認したくてもできないという不安がありましたが、改修後は以下の通り改善されます。
・申請後に、送信した申請内容や添付資料の確認が可能になります。
これにより、万が一入管から問い合わせがあった際にも、自分が提出した正確な情報を即座に参照しながら対応できるようになります。
まとめ
2026年1月の改修は、在留申請オンラインシステムを「我慢して使うツール」から「積極的に活用できるツール」へと変える大きな転換点です。
容量制限によるストレスや、紙の申請書との齟齬、複雑な認証ステップといった課題が一掃されます。
行政書士事務所としては、これらの新機能を最大限に活用し、これまで以上にスピーディーかつ確実な申請サポートを提供できるよう準備を進めてまいります。
オンライン申請の利便性が高まる一方で、入力項目の精緻化や資料の整合性など、専門的な判断が求められる部分は変わりません。
最新のシステムを使いこなし、スムーズな在留手続きを実現したい方は、ぜひ当事務所までご相談ください。
よくある質問(Q&A)
Q:新しいシステムでは、合計で何MBまで資料を送れますか。
A:改修後は、顔写真を含めて合計25MBまで資料を添付することが可能になります。以前の10MB制限から大幅に拡大されました。
Q:スマートフォンだけで申請を完結させることはできますか。
A:マイナンバーカードの認証にはスマートフォン(マイナポータルアプリ)を使えるようになりますが、申請情報の入力などの手続き自体はパソコン等の推奨デバイスで行うことが推奨されています。
Q:一時保存したデータはどこに保存されますか。
A:XMLファイルとしてご自身のパソコンなどの端末に保存する形になります。次回申請時にそのファイルをアップロードすることで内容を復元できます。
Q:現在持っている利用者IDの有効期限はどうなりますか。
A:令和8年1月以降に、新しく利用申出が承認されたり、定期報告が承認されたりした場合には、有効期限が3年に設定されるようになります。
Q:申請した後に添付した資料を差し替えることはできますか。
A:今回の改修で「申請後に内容や資料を確認できる機能」が追加されますが、申請後の自由な差し替えについては、これまで通り管轄の入管の指示に従う必要があります。
ご不明な点や、具体的な申請のご依頼については、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
今後も皆様に役立つ最新情報を発信してまいります。
次回のブログでは、具体的なXML保存機能の使い方や、新しくなった一括申請テンプレートの活用法について、より深掘りして解説する予定です。
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※本ページは行政書士ダイセイ法務事務所のスタッフによる「ブログ」を掲載しております。日々の思いから専門知識、業界用語、内部事情など「中の人」しか知らないここだけの情報を「簡潔に」発信しております。ぜひご参考にしてください。
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